注文住宅を建てる時の失敗例

人生の大きな買い物。


建売住宅なら見てから買えますが、これから建てる注文住宅。

しっかりとした事前知識で、後悔の無い買い物にする為にも、下の内容をご参考にして下さいね。

間取り(部屋数・部屋の広さ・配置)


●廊下が少なく、部屋から部屋の移動でプライベートがあまり保たれない間取りでした。洗面所と脱衣場の一緒になった部分がとにかく狭く、洗濯機を置いたら2人入れなかったです。(D社・愛知県50代女性)

●同じ工務店が建てたモデルハウスや建売住宅を何件も見てまわり、イメージしながら間取りを考えました。イメージ通りの広さで満足していたのですが、家具を置くと狭く感じました。
モデルハウス等は必要最低限の家具しか設置されていないので、そこまで考えていなかったのは失敗でした。(I建設・兵庫県20代女性)

●間取りを決める期日を急かされて、よく検討しないまま間取りを決めてしまいました。
後から変更を申し込みましたが断られ、あっさり引き下がり、結局納得しない間取りのまま建築してしまい、住んでみても満足は全く得られなかったという状態でした。
一生で一番大きな買い物ですし、間取りは一度建築してしまったら簡単には変更できません。やはりもっと強く変更を訴えるべきでした。
大金を支払うのですし、もっと時間をかけて間取りを考えるべきでした。(Uホーム・大分県50代男性)

●2階の部屋数が4つあるんですが、4つもいらなかったなという後悔がありました。少ないよりは多い方がいいだろうなということで4つにしてもらったんですが、正直3つで十分だったなと思っています。
殆どの部屋が物置状態となっていますし、更にまともに使っていない部屋もありますので、部屋数を減らして広さを優先するべきでした。この点に後悔が残りました。(O工務店・北海道30代男性)

コンセント(配置・数が足りない)

●私は注文住宅で家を建てる際、ほとんど旦那任せといいますか、自分が話を突っ込んでもわからないことが多いので、黙っていることが多かったのですが、実際に住んでみると欠点だらけの家で本当に困っております。
1番の欠点はコンセントが足りないことです。場所も変なところにあったりして、使いたいときに延長コードがないと使えないので、かなり面倒です。(Sハウス・宮城県30代女性)

●私が注文住宅で失敗したと思ったのは、注文住宅を建てる時に絶対に失敗してはいけない「家具の大きさをしっかり業者に伝える」という作業で、最終確認を怠った点でした。
確かに、家具の大きさは業者に正しく伝えたのですが、壁のコンセントを取り付ける場所に、その家具を置く事を計算して幅を取らなかったせいで、家具を置いたら十分なスペースが取れなくてコンセントが使えないという事態になってしまいました。
建売ならない失敗だと思いますが、注文住宅にしたらこういう失敗をしてしまう事もあるなと思いました。(N工務店・鳥取県30代男性)

●コンセントの位置について後悔する部分があります。多めに設置したのは良かったのですが、位置は具体的な想像が足りなかったと痛感しています。
模様替えを想定して、使わなそうな壁面だとしても、配分しておけばタコ足配線を使わなくて済んだケースがありました。
スイッチの位置や場所等も含め、日々の生活で使う回数が多いところほど、時間をかけて考えておくべきだと思います。(D社・東京都40代男性)

●私が建てた家は注文住宅でしたので、自分たちの希望通りの間取りの設計をすることが出来ました。しかし、私が失敗したことは、設計図は平面に書かれているということを理解していなかったことです。
コンセントの位置は設計図でも確認したり、工務店の方とも相談しましたが、私は高さを設計図から読み取ることが出来ませんでした。後になって、この場所のコンセントは上の方にあったら便利だったと後悔した個所がいくつかありました。
今は多くの電化製品があります。もう少し使う場所を考えて、どの位置にどの高さでコンセントがあれば便利だったかを考えればよかったと思いました。(F工務店・北海道40代女性)

ハウスメーカー・工務店選びに失敗

●大手ではない比較的安めのハウスメーカーを選んだのですが、築6年経った頃、天井のパネル1枚が半分剥がれました。(D社・愛知県50代女性)

●途中、工事進むなかで、決定していた作り付け食器戸棚のメーカーを、割引のきくメーカーに替えて欲しいと頼まれました。その時はまぁ良いかと思って承諾しましたが、実際に住み始めてからは失敗したと思っています。
特に最初のが気に入っていたので、いつまでも後悔しました。(K建築・愛知県50代女性)

●家を建てるまで、注文住宅がこんなに面倒くさいものだとは知りませんでした。トイレやキッチン、洗面台は勿論のこと、扉の形やカラー、壁紙の種類等、全ての部屋において自分たちで選ぶために何十時間も使いました。
もともとインテリアには詳しくない質で、何でも良いと思ってしまうことも多々ありましたが、一生に一度の家、しかも大きな金がかかるとなると、きちんと考えざるを得ませんでした。
また、家となると自分一人の想いで決められず、家族の了承を得る必要もあったので余計に時間がかかりました。
その後、この話を友人にしたら、彼はハウスメーカー側から色々と提案があってポンポン決まっていったとのこと。確かに選ぶのは自分たちですが、もう少しハウスメーカーのサポートも欲しかったかなと思いました。(I工務店・静岡県30代女性)

●家を建てるならこちらの工務店さんで建てたいと思っておりましたので、よそのハウスメーカーさんや工務店を回らないで、こちらの工務店を訪れて即決で契約しました。まずそこが一つの後悔です。
やはり、建ってしばらくすると、ほかのところも見ればよかったなどの後悔が出てきました。坪単価もかなり高かったですし…。
友人や知人の新築にお邪魔すると、うちよりも内装が素敵だったり、使いやすいキッチンなどなど、それでもうちよりもかなりお値段お安めだったり、家具の商品券がついてきたり、プレゼントがあったり…。
やはり大きな買い物。いろいろ見て回った方がいいですね。(N工務店・和歌山県30代女性)

設計時と入居後のイメージの不一致

●完成前の予定もしくは理想と、完成した後の実物がかけ離れてしまったことに、失敗したな…と感じています。やはり理想が膨らみすぎていたのと、完成予想はあくまで予想でしかないんだなと思いました。(Sハウス・群馬県30代男性)

●同じハウスメーカーのモデルハウスなどを見学しながら、設計してもらいました。
注文住宅にしましたが、やはり数値で何坪とか、幅や高さなどが何メートルと言われても具体的にイメージすることが出来なかったためか、引っ越して家具を置いたりすると、意外と狭いなと感じてしまいました。
また、価格を抑えるために作り付けのシェルフや棚なども付けず、あとから付けるための壁の補強もしていませんでした。
そのため、住みだしてからシェルフが欲しいと思っても石膏ボードの壁に付けることが出来る家具はあまりなく、付けることが出来ても重量に制限があったりと、満足のいくものになりませんでした。
やはり後付けにすると何かと制限があるので、出来るならば最初に作り付けておくほうが良いと思いました。(Sハウス・兵庫県30代女性)

●階段の造作に失敗しました。洋風の家が希望で、外観はもちろん室内も限りなく洋風仕立てになる様に、写真を始め、色々な資料を準備しました。
また、お世話になる建築業者の監督さん、設計士さんに「なんとか洋風らしく建ててください」と、準備した資料を見せながら、お願いしました。
そして、家が完成し、玄関に入った時、ハッと驚きました。真正面にあって目立ったせいか、階段が洋風とはほど遠い和風仕立てになっていました。
こんなわけで、注文住宅の場合は、もっと細かいところまで、念入りに業者さんと打ち合わせをすべきだったと後悔しています。(Tホーム・兵庫県60代男性)

●以前に見学したモデルハウスのデザインが気に入りS社で家を建てることを決めました。内装の殆どをそのモデルハウスを参考にしてお願いしつつ一部屋毎の大きさはモデルハウスと同じくしてしまうと総床面積がかなり大きくなってしまうため一回り二回り小さめにしました。しかしいざ家が建ち実際に住んでみるとモデルハウスのような感激は一切なくあまりのバランスの悪さに違和感しか感じませんでした。自分たちが求めたデザインでは家自体が小さすぎたのが原因でした。不必要な部分を少し省けばそうはならなかったのに無理に詰め込んでしまった事に後から後悔しました。 家自体はしっかりと造られているのが幸いですが気持ちとしては高すぎる買い物をしてしまったと言う気持ちです。 (S社・栃木県30代男性)

窓・雨戸・サッシ(性能・サイズ・デザイン)


●窓を二重サッシにすれば良かったです。家全体の断熱材が薄かったようで、北側の部屋は冬場よく凍結しました。結露が凄かったです。(D社・愛知県50代女性)

●S社の軽量鉄骨の二階建ての家を建築しました。一階にあるリビング、ダイニング、和室にある雨戸を手動式にした事を後悔しています。
当初は、少しでも建築費用を安くしたかったので手動式にしたのですが、友人宅で電動シャッターを見せてもらい、その便利さからやっておけば良かったと後悔しました。雨戸の開け閉めは毎日行う事で、その労力と時間は馬鹿になりません。
お金がある程度溜まった時点で電動シャッターにすれば良いかと当初は考えていましたが、住宅ローンの返済が大変なので、取り替える余裕は今のところありません。(S社・兵庫県30代男性)

●よく遊びに行く友人の家に設置されている、縦長の上下窓に憧れていました。家を建て替える時には絶対に上下窓にしてもらうと決めていたので、自宅の建て替えの時に自分の部屋の窓を上下窓にしてもらいました。
細い縦長の上下窓を2個設置してもらったのですが、窓の大きさに合うカーテンが選びにくいことに気が付きました。
窓と窓との間が少し離れているので、とても大きなサイズのカーテンが必要になります。ブラインドを付けることも考えましたが、上下窓の開閉がしにくくなると言われ、諦めました。
開閉する時に力が予想以上に必要になることも、失敗したと感じている理由の一つです。開ける時は重たく、閉める時は勢いがついてしまうので、壊れちゃうかと思ってしまうこともあります。
開口面積もあまり大きくないので、換気があまりできません。普通の窓で、大きなサイズにすればよかったと思っています。(Aホーム・千葉県20代女性)

冬の寒さ対策(断熱・暖房器具)


●風呂場に断熱材が入っていなくて、湯が冷めてしまいます。失敗したな…と後悔しています。(K建築・愛知県50代女性)

●注文住宅を建てて、浴室暖房を設置しなかったことに後悔しています。
賃貸に住んでいたときは少しシャワーを出しておくだけで浴室内は暑いぐらいになっていたので、その印象のまま浴室暖房は設置しなかったのですが、実際にはシャワーだけでは浴室内は温まらず、大変後悔しております。(D社・栃木県30代男性)

●間取り図を設計している時に私が長期入院をしていたことから、いちばん長く在宅している私の意見がほぼない状態の間取り図で家を建ててしまいました。
そのため2階のベランダが東向きになっていたり、最も長い時間を過ごすはずのリビングが南向きでなかったりと、室内が暖かくなるような状態になっていません。
室内は冬場大変寒く、以前住んでいた家よりも風邪をひく頻度が多くなって、体調を崩しやすくなりました。
長期入院中でも、設計に関しては少しでも私の意見を取り入れてもらうように話をしたらよかったと思っています。(S建設・三重県30代女性)



ベランダ(狭い・小さい)


●結婚をするため、新居をタマホームで建てました。初めてのマイホームなので、使い勝手よりもデザインを優先して設計してしまいました。
担当の方からは「ベランダは広い方が使いやすいですよ」とアドバイスされましたが、あまり大きくてはカッコ悪いと思い、小さいベランダを設計してもらいました。
2階は3部屋の設計にしましたが、ベランダはその内の1部屋からしか出ることはできません。1つの部屋からしか洗濯物を干せないので、住み始めると不便だと思うようになりました。
家族の人数分の布団も干すことができず、アドバイスを聞いて、大きなベランダにすればよかったと後悔しています。(Tホーム・埼玉県20代女性)

●ベランダを作る際に「壁の厚さが厚すぎること」と「洗濯の物干しスペースを1本分としてしまったこと」を後悔しています。
壁の厚さは特に気にしていなくて、設計士さんにおまかせのままでした。しかし実際につかってみると、厚すぎて布団等が干せません。布団を抑える大きな洗濯ばさみのようなものもありません。
結局、ベランダに布団干しを別途置いてますが、そんなにスペースも広くないため十分に広げられません。
洗濯干しのスペースは、「1本分にしておいた方が外からの見た目がきれい」と言われてそうしましたが、4人家族の洗濯物は干しきれませんでした。
当時はまだ子供もいなくて4人分の量が分かりませんでしたが、もっとスペースを確保しておけばよかったと後悔しています。(Aホーム・埼玉県30代女性)

●私たちはどちらかというと窓が少ない方が生活しやすいと思っていました。そのことに関しては納得している部分も多いのですが、二階にバルコニーを作らなかったことに関してはかなり後悔しています。バルコニーを設置した場合に防水加工を数年ごとに施さなければいけないといったところもネックになっていたのですが、布団が干せないのでその分不自由に感じているのです。最近はよく布団を干すことがありますが、一階まで運ばなければならないので苦労しています。やはり普通の家と同じ様にバルコニーを設置すべきだったと思っています。(M社・埼玉県40代女性)

壁材(性能・デザイン)


●リビング、ダイニング、洋室2部屋、トイレの壁紙にエコカラットを取り付けてもらいました。
においがすっきりして、ちょうどいい湿度に保ってくれ、デザインも数多くあるので、おしゃれでいいかと考え、様々なところにつけましたが、高額だったのにイマイチ効果がわかりません。
絵画やインテリアグッズを壁に取り付けたくてもピンを刺してはいけないし、凹凸があるのでウォールステッカーも貼れません。
おしゃれだけど模様替えできず、部屋の雰囲気が固まってしまったので、メインの部屋以外はつけなくて良かったと後悔しています。(Sハウス・滋賀県30代女性)

●壁紙が弱いことに後悔しています。
大量の壁紙サンプルを渡され、よく調べることもなく、無難な色とデザインばかり選んだためなのか、引っ越ししてすぐ、息子の誕生日に壁に飾り付けをしようと両面テープを使用したら、表面が少し剥がれてしまうことに気づきました。
とりあえずカーテンレールなどを利用して飾り付けをしました。
また、主人が洗面所の電気のスイッチを夜中に探している際に、爪で壁をすってしまっただけでも剥がれてしまいました。子供達が大きくなって、自分の部屋にポスターなどを貼りたがったときに不便だなぁと思っています。(D社・茨城県20代女性)

●壁紙を柄を重視に選んだらとても薄いようで、掃除機がこすれただけで剥けてしまうので、厚みについてもっと考えれば良かったと思っています。建築時に、壁紙の厚みについて深く考えなかったことを後悔しています。(S社・静岡県30代女性)
スケジュール管理(工期・予定をオーバー)

●1年ほど前に夢のマイホーム(注文住宅)を手に入れましたが、失敗したことが1つあります。それは、多くの時間がかかってしまったことです。
相談する前の段階で自分なりのスケジュールを立てていました。
しかし、デザイン選びや家内との話し合いに加え、将来の家族の構成を考えた設計にするなどの注文をしていったところ、自分が想定したスケジュール通りにいかず、結果的に想定していた完成時期よりも半年ほど遅れてしまい、会社に迷惑をかけてしまいました。(Sハウス・群馬県30代男性)

●当初の予定工期より伸びてしまい、その分、余計な家賃が発生したことが最大の後悔です。
指定していた浴室内部品やキッチンについて、一旦部品を納入した際に見せてもらったのですが、イメージとだいぶ違ったので取り換えて貰ったことが、大きな原因です。
見積もり時のカタログの写真精度が悪かったのか、私のイメージが違っていたのか、双方に責任所在はあると思いますが、注文時の擦り合わせをとことんやるべきだったと後悔しております。
また、見積もりも1社にしか相談していませんでした。後で友人に相談したところ、複数の業者に相談した方が、結果として、クオリティ面でもコスト面でも有利になると言われ、後悔しました。(Iホーム・沖縄県40代男性)

●契約して即入居の建売住宅に比べ、相談事項が多い注文住宅は、初期面談から契約まで1ヶ月ほどかかりました。土地探しから始める場合であれば、なかなか気に入った土地が見つからず、半年経ってまだ土地を探しているなんてケースもということを、友人から聞いていたのですが、それでも土地、建物が決まった状態でも時間がかかりました。また、土地と建物で別々の相手と契約をしたり、それに伴う費用を支払ったりと、契約までの工程がやや複雑で、手間がかかります。すぐに入居したい。仕事が忙しくて時間がない。などの事情がある人にとって、この手間は大きなデメリットになってしまうと感じました。入居したい時期が決まっているなら、その時期から逆算をして動き出さなければいけません。(C社・京都府20代男性)

収納(狭い・少ない・足りない)

●注文住宅で、設計士と自由に間取りを決めました。収納場所をもっと多く取れば良かったと後悔しています。クローゼット2つ以外に収納が無かったので、面倒でしたが後から自分で色々な所に作りました。(K建築・愛知県50代女性)

●ハウスメーカーさんには文句のつけようがないぐらい良くしてもらいました。失敗したのは私のせいです。
玄関の収納が少なかったことに後悔しています。土間風にして、ウォークインクローゼット並みの広さにしたかったんですが、予算の関係で、普通の玄関で下駄箱も普通サイズにしました。
ただ、旦那さんのスニーカーが大きいので、そんなに数はなくてすぐにいっぱいになってしまいました。
ベビーカーも車に置いてあるのですが結構使うので取りに行くのが面倒で、玄関に少しスペースを作っておけばこんなストレス感じなくてよかったのになぁと思っています。(Sホーム・大阪府30代女性)

担当者のミス


●担当者が新人で、要領を得ないばかりか、間違った色の壁紙を注文してしまいました。
最初からどうにも頼りにならない言動が目についていたために、少し気になっていはいたのですが、ものの見事に注文ミスという形で出てしまいました。
結局、先方のミスであったために無料で変えてもらいましたが、予定していた引き渡し日からは1ヶ月以上も過ぎてしまい、その間の家賃などの生活費が無駄にかかったことに後悔しています。
ちょっとでも怪しい点を感じた時点で、担当者は変えてもらうようにすると良いと思いました。(Sハウス・青森県30代男性)

●窓のサッシの色を「ホワイト」と工務店に頼んだのですが、工務店が別の色のものを発注したようです。
私たちが新居を見た時には、もう別の色のサッシが全ての部屋に取り付けてあり、注文した通りホワイトに交換して欲しいとは言えませんでした。工務店も謝る程度でした。(Pホーム・静岡県30代女性)

土地選び(立地・周辺環境)

●住宅に資金を回すために土地の値段を抑えました。その結果、駅からかなり離れた場所になり、バスや自転車での移動が必要になってしまい、通勤が大変になってしまいました。
特に、雨の日や寒い冬には、もう少し駅に近い土地を探しておけばな…と思ってしまいます。(Tホーム・千葉県30代男性)

●後悔していることは土地選びです。我が家はいわゆる旗竿地に新居を建てましたが、これに関して非常に後悔しています。
まず、旗竿地なので公道に面している車を出し入れする幅が3メートルほどしかなく、その両サイドにはお隣さんの外壁と植木があり、出庫するときに左右の確認が非常に困難です。
さらに目の前の道路は住宅街の抜け道になっており、そこそこの交通量があります。
注文住宅の内装や外壁ばかりに気を取られてしまい、自家用車の出し入れに考えが回りませんでした。
今では出口の所に小さなカーブミラーを設置して対処していますが、交通量は変わらず多いので、朝急いでいるときのストレスは解決されていません。(S社・千葉県30代男性)
外壁(性能・デザイン)

●外壁は小さいサンプルで決めてしまい、出来上がりが想像と違いました。また二色使いにして、もう少し外壁をスタイリッシュにすれば良かったと思いました。あと、ベランダは広い方がいいと思いました。(T社・長野県30代女性)

●デザイン性を重視して、外壁のメーカーを、担当者から勧められた少し高額なところにしました。ところが、住み始めてから5年で外壁にヒビが入るようになり、最近では一部の壁がボロボロと落ちてくるようになりました。
理由としては、特に最近の異常気象で、北海道でも夏の時期が暑く、冬の時期は寒いため、その温度差で外壁の耐久性が持たなくなっているとのことでした。
北海道では有名な工務店さんから勧められたにも関わらず、北海道の環境にあまり適してない壁材をお勧めされてしまい、今でも少し不快な想いを拭い去ることができません。(K建設・北海道30代女性)

照明(種類)


●デザイン性の高い照明器具の電球が切れたとき、ちょっと面倒です。家電量販店では売っておらず、ネットでもなかなか見つからずで、今も切れたままになってしまっています。(K建築・愛知県50代女性)

●注文住宅を建てる際、担当者の方とは何度も話し合いを重ね、細かい要望まで色々と相談に乗っていただきました。熱心に私たちの意見を聞いて適切なアドバイスをくださり、とても感じの良い対応でした。
さて、待望の家が完成して実際に住んでみたところ「あれ?」と思う事が出てきました。それは「使わない照明がいくつもある」という事です。
「ここは照明一つだけだと暗いので、もう一つ付けましょう。後から足す事はできません」とのアドバイスを担当者の方から聞いて、住宅建築に関して素人の私たち夫婦は「さすがプロはきちんと後の事まで考えているんだ」と感心していました。
その結果、一つの部屋にメインの照明・間接照明・ペンダントライトなど、あちこちに設置したのですが、実際に住んで夜を過ごしてみたところ、メインの照明一つでも明るさは充分だという事に気がつきました。
特に、間接照明はほとんど使わないのに掃除がしにくいため、埃が溜まりかけています。実際に住んでみないと分からない事もあるのですね。(F社・神奈川県30代女性)
トイレ(配置・タンク有無)

●後悔したことはトイレをタンクレスにしたことです。トイレの便器を選ぶときに何種類かあり、オプションではなくてもタンク無とタンク有と両方選択することができました。
我が家は嫁と相談して、タンク無ですっきりとしたトイレ空間にしようということになりました。
実際に生活してから気づいたのですが、確かにすっきりとした理想通りの空間にすることが出来たものの、水圧の問題が発生しました。タンクレスのトイレを流しているときには、家の中の他の水圧が急激に落ちるという問題です。
これは水道管の構造設計も関係してくるかとは思いますが、トイレを流している間はキッチンや風呂場のシャワーの水はちょろちょろと出ているくらいまでに水圧が下がります。
更に3階のトイレを流すとキッチンの水は一時的に止まってしまいます。朝の忙しい時間に1階と2階のトイレを同時に使用すると、両方ともしっかり流れないなどという事態も発生します。
すっきりと見えるからとタンクレスにしましたが、今現在は2階だけでもタンク有にしようかと考えています。(S社・千葉県30代男性)

●カタログの間取りを参考にしたのですが、夫が「小さくても書斎が欲しい」と言っていたため、2階の3畳ほどのウォーキングクローゼット部分を夫の書斎にしました。
そのため、収納スペースが足りなくなるのではないかと思い、2階のトイレ予定だった部分を収納スペースに当てることにし、2階のトイレ設置はあきらめました。
しかし、実際暮らし始めてみると、やはり4人家族では朝にトイレの順番待ちになることがよくあり、2階のあちこちのスペースを切りつめてでもトイレを作っておくべきだったと後悔しています。(S社・京都府40代女性)

夏の暑さ対策(断熱・エアコン)

●両親がF社で「完全フル装備」の家を建てるというので、私の部屋にロフトを付けてもらうことにしました。設計の段階では問題がないと思っていましたが、完成した部屋は夏は暑くてロフトが使用できません。
家の間取りの都合から、ドアの位置やロフトを付ける場所も決まってしまいました。自分の部屋にロフトが付けられることだけで嬉しかったので、こんなことになるとは予想もしませんでした。
標準装備で付くエアコンも部屋の隅の位置、それもドアの正面に付いているので冷えません。せっかく注文住宅で家を建てたのに、私の部屋に関しては大失敗でした。(F社・東京都20代女性)

デザインを優先しすぎて生活が不便

●玄関の位置で失敗してしまいました。家の中央部分に玄関があった方が見栄えのよいデザインで、普段の生活でも便利になると考えていました。
完成した家にしばらく住んでいると、リビングダイニングと1階にあるもう一つの部屋は、繋がっている方が便利だと思うようになりました。
来客時は部屋が分かれていた方が便利ですが、家族だけの時はリビングダイニングと洋室が繋がっている方が広く使えます。
部屋が繋がっていればエアコンを1台動かしておけば十分ですが、2部屋では2台とも動かす必要があり、不経済です。デザイン性だけではなく使い勝手も考えて建てればよかったと思っています。(Tホーム・東京都20代女性)
浴室(配置)

●二階にお風呂場を設置したことを後悔しています。子供が汚れて帰ってきたときに、汚いまま二階の風呂場までいかないといけないため、正直辛いです。
玄関わきにシャワールーム、もしくは足が洗える場所を作っておいたら便利だっただろうなと後悔しています。
玄関横に洗面所は作ってあるので、室内に入る前に手洗いはできるのですが、足が汚れた場合は対応できません。小さい子がいる家庭は足を洗う場所が必要だったなと思います。(Sハウス・滋賀県40代女性)
和室(作れば良かった)

●住宅展示場のモデルハウスを見学し、ミサワホームで注文住宅を建てました。
営業マンから「1部屋は和室にした方がいいですよ」とアドバイスをされましたが、以前住んでいた家は和室は物置状態になっていたので、注文住宅では和室を作りませんでした。
しかし、家が完成し住み始めてみると営業マンの忠告通り、和室を考えればよかったと後悔しています。
モデルハウスの和室は、落ち着いた雰囲気で魅力的でした。洋室だけの我が家にあの和室があったら、完璧な住まいだったと心から後悔しています。(Mホーム・東京都30代男性)

車庫・ガレージ(狭い・小さい)

●車庫を作る際に、設計士さんの話では十分な広さをとってあるとのことでしたが、実際に出来上がったら邪魔な位置に柱があるため、車庫内での乗り降りができない状態でした。
確かに全体的な広さは十分でしたが、失敗したなと思っています。結局、天気の悪い日でも外での乗り降りとなるため、濡れてしまいます。子どもも小さいのでチャイルドシートに乗せる必要があり、非常に後悔しています。
設計士の話ばかり鵜呑みにせず、しっかりと確認すればよかったです。(Aホーム・埼玉県30代女性)

デッキ(材質)


●晴れた日に庭を見ながらお茶やランチをしたいと思って、デッキを作りました。見た目がおしゃれでメンテナンスの必要のないタイルでできたデッキにしました。
家を建築してから半年後に子供ができたのですが、庭で躓いて、石のデッキの角で頭を打ち付けて、額を切る怪我をしてしまいました。
大事には至らなかったのですが、結局、今後このような事がないよう石のデッキを撤去して、ウッドデッキを作りました。撤去費用と新たなウッドデッキの製作費用で200万円が必要となりました。(Sハウス・兵庫県30代女性)

太陽光発電(付ければ良かった)

●「家は二度建てれば確実に理想のマイホームが建てられる」とよく聞きますが、やはり我が家も建ててから、ここはこうだったらとか、後悔だらけでした。
太陽光発電を設置しましたが、当時売電とか、どれくらい売ったりするかなんてわからなかったので、乗せたパネルは最大容量の半分くらいにケチってしまい、売電量が少なくなって、使った金額より少しお得だったくらいでした。
何年か経ってからパネルを増やしたら、季節にもよりますが、大幅プラスにもなる日がちょくちょく出るようになりました。最初からケチらないで、太陽光発電のパネルは全面乗せにしとけば良かったです。(S社・長崎県40代女性)

まずはカタログで比較してみよう!

注文住宅建設への次の一歩として、気になるハウスメーカーや工務店のカタログを見比べてみましょう。
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